49 エアコンは掃除機能がついたタイプをえらびますか?

結論、私の個人的意見ですがいまのところ次は買いません。

フィルター自動掃除のエアコンを買ったのはもうかなり前で、パナソニックのCS-40RFX2というタイプでした。これはフィルター自動掃除のエアコンが出始めてきたころのタイプで性能は非常に満足できるものでした。

フィルター自動掃除のエアコンといってもフィルターの掃除は必要がないのですがそのほかの部分の掃除は必要でした。

フィルターの掃除をしなくて済むのでそんなに掃除はしませんでした。ただたまに掃除をしたときに感じたことは掃除がしにくいということでした。

フィルターの掃除を免除される代わりに他の部分を掃除をしようとしたときは本当に不便でした。ではどこが不便だったのかというと実はもうあまり覚えていません。

それが故障して修理ができないということだったので、次は掃除タイプではないパナソニックのエアコンを選びました。

最初のタイプを選んだ頃はフィルターの掃除というのに苦痛を感じていました。椅子を使ったりすることが面倒に思っていました。

ただ今は仕事もしていないし、時間がたっぷりあります。それと部屋で使える脚立も持っていますので何とも感じません。たまのフィルターの掃除は気分転換になります。

あとはシャープのAY-Z22SEというフィルター自動掃除のエアコンを持っています。これは2010年製なのでもう13年も使っています。

パナソニックもこのシャープのタイプもたまったごみは自動で外に出すタイプなので本当に手間いらずでした。

今年の8月になって左右の風向きをかえるルーバーがなんとなく汚れているなと感じるようになりました。

それでルーバーの掃除をし始めたら驚きました。ルーバーの下の部分が真っ黒に汚れているのがわかりました。勿論、今までここは掃除をしていませんでした。使用説明書を確認してもそこの掃除は触れられていません。

ですから掃除をしていませんでした。はっきりいって真っ黒でした。これはカビの塊なのかな。ただウエットティッシュで拭くときれいに落ちましたので頑固なカビというわけではないようでした。

このルーバーの下の部分というのは風が出てくるところです。内部清浄という機能が付いているのでカビとは無縁だと信じていました。この汚れには驚きました。

他の部屋にCS-S225というエアコンがあります。これもパナソニックなのですが多分、2005年か2006年に買ったものですが、確かによごれはあります。でもそれはまあそんなものかなという程度です。

このシャープの汚れはけた違いです。

ところでエアコンをつけている場所も関係あると思います。パナソニックのエアコンは1Fです。

シャープのエアコンは2Fです。条件が違いますので同じ条件で比べていかないといけません。

2Fには古いサンヨーのエアコンがありました。SAP-SX22N,なんとこれは2003年製でした。20年もたっていました。勿論20年でフィルター以外は掃除していませんでしたので汚れています。

それでもシャープのエアコンとは汚れの質が違います。このシャープのエアコンは真っ黒な汚れがたまっていました。サンヨーはまだらに汚れていました。勿論きれいではありませんが。

パナソニックとサンヨーのエアコンはルーバーから奥に向かって少し段差があります。だから黙っていると奥からほこりが落ちてくるイメージです。その点、シャープは平たんです。ほこりはそのまま残るイメージです。ただ両方ともに奥から前に風を送ります。

 

やはり掃除タイプはフィルターのほこりは取れますが中の汚れはまた別の問題ですね。

省エネのエアコンはほしいと思っていましたが省エネのエアコンになりますともれなく掃除機能が付いてきます。

掃除機能がついてくるとフィルター以外の部分の汚れがひどくなります。ただわたくしは数あるエアコンのなかでたった3台使っただけです。それで掃除タイプがどうとかいうのは本当におこがましいし、しかもそのエアコンはかなり古いタイプです。

新しいエアコンは違っているかもしれません。そこで見たのはこのユーチューブ動画です。これに解答が出ていました。フィルターのほこりをとるために機械的な機能を付けたために、その部分が邪魔になりエアコンの中の通気がわるくなりカビの温床になってしまう。

そうなんです。なるべくシンプルなほうが通気がよくなりカビも出にくいのでしょう。シャープのエアコンは例のプラズマクラスターが付いています。これは浮遊するカビ菌、アレル物質、付着したニオイを分解、除去。さらに浮遊したウイルスの作用を抑える。という機能が付いています。これは事実でしよう。ただエアコン内部のカビはどうなんでしょう。内部清浄はついていてもエアコンを使わない時期があります。使っているときにカビの発生を抑えたとしても、使わないときにカビが付いてしまいます。

しかも13年がたっていますのでこのくらいは仕方がないことでしょうか。それにカビらしきものがたまっていた割には匂いは全然しませんでした。その点ではこれは優秀な機械でした。

最近の家電製品の寿命がながくなり本来は壊れても仕方がないものが問題なく使えています。それを考えたら掃除機能はわたくしにとっていらない機能です。メーカーがただ省エネのシンプルタイプを作ってくれたら次はそれを買うつもりです。

ただ日本の電機メーカーはこれからどうするつもりでしょう。今は本当にいろいろな情報が出ています。ただまだほとんどの客はメーカーを信じるし、店を信じるでしょうから店で勧められた製品を買うと思います。ただいずれは掃除機能は意外と中が汚れてくるとわかってくるでしょう。しかもエアコンクリーニングはこのタイプの方が高いのです。

そうしたら掃除機能は必要がないということになってくるのではないでしょうか。そのためにシンプルタイプですが本当に省エネになっていれば高くてもそういう製品を買うのではないでしょうか。わたくしは今のところそういうのを求めます。ただ掃除タイプでも、内部にカビもほとんどつかないというのが発明されるかもしれません。でも今のところ出ていないということはそれは無理なのかもしれません。