それでは留学中は少し、違う英語を教わっているとか、私の発音があまりよくないとか、そういうことに全然、気が付かなかったのかという問題を話します。
実は、同じクラスの恵子さんに、
「たけしも、もっと会話学校以外の人と話したほうがいいよ。」と言われたのを覚えています。
彼女はアメリカ人の彼氏がいますのでちょっと別格でした。
それで恵子さんに「他の人の英語は違うの?」と尋ねました。
「いや、違わないけれど」
そうなんです。違わないという返事が来たので特に行動を変えませんでした。
すなわち、会話学校とホームステイでの英語を続けたのです。
ではなぜ、恵子は違わないと答えたのでしょう。実は彼女のリスニングはずば抜けていたので具体的にはわからなかったのでしょう。
遅い英語も、速い英語も意識せずに理解していました。
これが一つ目。
次は、会話学校(2期目のクラス)が終了したのでスイスの学生数人と最後の送別を行いました。留学後半年位です。
どこかの河原でいろいろと話をしているとき、その中の一人が
「たけしの英語は時々、わからなくる。先生がそのあと補足してくれるので冗談が理解できた。」
そうなんです。わたくしの発音について指摘していたのです。
でもそのことをあまり、問題にしませんでした。
ただ、聞き流していました。
留学する前、いろいろな方法で留学の情報を集めていました。その中には30分で15000円(もしくは10000円ちょっと記憶があいまいです。)、請求されたものも含まれています。
高いのではじめはやめようと思いましたが、妻からどうせ行くのだからいろいろ調べたほうがいいといわれ、その方を訪問しました。自分がやりたいこと、とかを話して意見を求めました。
でも具体的なことは何も、出てきませんでした。無駄だったなと思ったことを覚えています。
同級生の恵子が、違いを説明できなかったのは仕方がありませんが、この女史は30分で15000円(10000円)もかかるわけですから、それにふさわしい情報をもらいたかったです。
彼女はずいぶん強気な方で、自分の大事な時間を使うので高いのは当たり前だという態度でした。
少なくても、会話学校とホームステイの英語は、一般人の英語とは、違うとか、そういうことを教えてもらったら少しは英語の力が伸びたかなと思います。
ただ今でもそうですが海外で生活すれば英語がうまくなるとか彼氏、彼女を持てば英語がうまくなるとかそういうことがごく当たり前のように流布されています。
でも現実はそういうことはありません。勿論、そういうことでうまくなる人もいるとは思いますがそういう人はあくまで例外です。
少なくても日本にいて、海外生活なしでうまくなる人もいます。
やはりこの人が一番かな。勿論、すべてのユーチューバの動画を見たわけではありませんがこの方の努力は最高です。
彼女くらいの努力をしないと海外ドラマの理解はできないでしょうね。
私も英語字幕を使って何度も何度も声を出していこうと思っています。