圧力釜の圧力が終わり、ピンが下がるのを待つことになりました。少し、時間がたって、ピンが下がったのかなと思い、空気を抜こうとしたら熱い。ピンが下がってなかったのです。
置いた場所が上から見る状態だったのでピンが下りているかどうかわかりにくかったのです。パナソニックのピンは短いです。
それで次からは場所を移動しました。
結果はどうか。十分に柔らかい。脂肪の部分と肉の部分がほぐれるのはどれでもできると思いますが、赤みの部分がほぐれるのはなかなかいい感じです。
今まで作ってきた角煮では一番です。なぜガスではこの柔らかさができなかったのかと不思議に思いました。
ただ問題はそこからです。一度に600gを作ってしまうと結構、もてあましました。
それで300gに減らすことにしました。それからはなかなか柔らかい出来栄えになりません。
なぜだろう、ということでそこから4,5回300gを試しました。
カナダ産、アメリカ産を使いそこではっと気が付きました。これは300gに問題があるのではないか。水の量は600gで作るそのままでしたから。それで初心に戻れと考え、国産の柔らか豚バラ300gを2個買い最初と同じ600gにしました。
今回はやっと柔らか角煮ができました。ただ同じ豚バラでも赤みが多いタイプはそんなには柔らかくなりませんでした。
角煮は難しい。そこでスペアリブを作ろうと思い、メニューを探したら驚きました。出てないのです。普通は角煮と同じかなと思いましたがネットで10分ほど圧力をかけるメニューが出ていました。
あ、これがいいと思い、10分でやってみました。角煮は20分圧力をかけます。ただスペアリブは10分かけた後、オーブントースターなどでもう一度焼く過程がありましたがこれは省略しました。
なぜならば10分で十分柔らくなったからです。もしかしたら角煮の20分は長すぎたかもしれません。
電気圧力釜を手に入れてから本当によく使うようになりました。これでご飯を炊いたときは驚きました。見た目が全然違います。つやつやしています。そして粘りがありました。
ただ、甘みはあまり感じませんでした。まあそうだろうな。10kgで一番安いコメを使っているので甘みまで出てきたら圧力釜を使えば高いコメと同じになるということになるのですから。
そこまではいきませんでしたが十分に良さを感じました。ただ、何度も使っていると蓋の部分のパッキンが匂うようになりました。
スープとかカレーを作る分には問題ないのですがご飯を炊いた後、蓋を開けた時においを感じました。ご飯をよそって食べようとしたときには問題はないのですが蓋をあけたときに匂います。
このにおいを取るのにいろいろ試したのですが、一度ついてしまったら熱湯でやっても駄目、重曹、コメのとぎ汁でもダメでした。
結局、あきらめてご飯用にもう一つ買いました。最初から洗うたびに熱湯を使ったらよかったのかもしれませんがもう手遅れでした。
あとイワシの調理はダメでしたね。もともとマイベストの評価も良くなかったのですが、圧力釜を使うのでそれがどの程度か見るために3,4回作りましたが骨は硬いままです。
これは驚きますね。圧力釜を使って固いってどういうこと。パナソニックの担当者はレシピーを使って調理をして食べてないのかな。
ただ圧力釜を使わなくてもイワシが柔らかくなるはずなので調べると酢を使っているようです。
それで大さじ1杯入れました。これはで変わりません。それで2杯にしたところ柔らかくなっていました。
もともといわしの柔らか煮はそんなに食べる料理ではなかったので問題をあまり感じませんでしたが圧力釜にしては残念な結果でした。
総じて電気圧力釜は買ってよかったというのが感想です。ここ数年、何もやってなかったところが急に料理に目覚めました。
カレーなどもカレールーを使わずにカレー粉と調味料を使いながら挑戦をしています。
やはり材料を入れるだけで後は待てばいいというところが本当に魅力です。圧力をかけた後、圧力が抜けるまで待たなければいけないというのは時間がかかる要因ですが、ガスの圧力釜を使っていた身としては問題ありません。
問題は
1表面の文字が見にくい。
2パッキンに、においがつく。
3ご飯を炊いた後、かき混ぜるとき、くるくる回る。
4半熟のゆでたまごが作りにくい。