この人の動画を見た時、最初の感想は英語を勉強している人々が彼女の英語を理解できるようになるのは彼女の努力のたまものであります。
彼女がなにもしなくてそういうポジションを得たのではなく、長い間の努力の末、スピーチコンテストに出たり、詩のコンテストに出たり、演技のクラス、合唱団、ジャズのグループで歌ったりとそういう努力の末に人々がわかりやすい英語を話すことができるようになったということを言いたかったのかな。
と思っていました。それで最初の数分で見るのをやめました。わかりやすい英語をはなす、それは大事なことですがそれだけだとやはりドラマとかTVは理解できません。
ただ後で考えてみると英語の先生の一番大事なことは生徒に理解してもらうことです。
自分が日本語会話学校の先生だとして、正しい普通のスピードの日本語を話したとしても生徒が理解できなければ意味がありません。
当然、生徒から苦情がきます。すると私のとるべき道は、いや、これが正しい日本語ですから、と我をとおして、首になるか、生徒がわかるような日本語をはなすか二つに一つです。
仕事を失いたくなければ生徒のわかるような日本語を話すようになるでしょう。
英語の先生も同様です。ただ英語の場合は英語の先生の英語と実際に話されている英語の差が大きいような気がしてました。
ただ、彼女の動画を最後まで見ていくと彼女自身アルゼンチンでスペイン語を半年勉強して、アメリカに戻り、あるマーケットに行ってリスニングのできなさを痛感してます。
ヒスパニックの男が品物を売っているブースを見つけその商品について尋ねました。彼女はそこにはメキシコ人の友達と行ってます。ということはスペイン語を話す環境にいたのでしょう。
しかし、その男の返答についていけず、彼のスペイン語には全然、歯が立たなかったそうです。
そういうエピソードも交えていました。要するにリスニングの理解には時間がかかるし、そんな簡単には思うような結果は得られないという事を言っているのです。
これには本当に同感です。私もドラマのリスニングに本当に力を入れ始めたのはこのブログを書きはじめる前の年の6月からです。そこからユーチューブを利用し始めました。今年の6月でまる2年です。一応3年を目安にしています。
そんな簡単には映画とか、ドラマは理解できるようにならないのです。
ただこのスパニッシュの男がなんといっていたか気になります。彼女はメキシコ人の友達とそこに行っているわけですから解答はわかるはずですが。同じスペイン語でも訛りもあるはずですから。
それとこの動画ですね。これは彼女がフランスに2年間滞在するけれど思ったような結果がでなかったという動画です。
やはり彼女の様に語学の才能がある人でもこういうことになるのかと、語学はなかなか大変だという事がわかりす。
この動画で特に面白かったのはフランス人はそんなにゆっくり話してくれる国民ではない、親切にあなたのフランス語が上達するのを暖かい目で見てくれるわけではないという部分です。
そうなんだ。こういうところをみるとアメリカ人の親切さがわかります。勿論、アメリカ人は、もともと移民からスタートしたせいか、海外からの留学生には親切な人が多かった感じです。
そのせいで私と一緒に課題をすることになった学生とのコミュニケーションも問題ありませんでした。彼がゆっくり話すから。仮にもし本当にナチュラルに話して来たら、それはそれでどうだったのか。海外生活はストレスが溜まりますからさらにストレスを感じたかもしれません。
こうやって様々なことを考えるとリスニングは自分で早いうちにやるほうがいいと思います。
最近はtubiの中の、Hometown Holiday という映画の3:40秒から5:06までの文章を理解するようにしています。
本当に2分もない文章ですが私にとって速いです。次にこういう文章がくるとわかっていてもなかなかついていけません。
ただとりあえず、この部分が聴きとれるようになれば他の文章も行けるのではないかというわずかな望みを持っています。
この中の(A good looking single dad with not so much as a parking ticket,)このwith not so much as a parking ticket,この部分がやっと聴きとれるようになってきたかなという状態です。
一日に5回は大きな声で同じスピードで発声をしてます。そうなんです。50回といきたいところですが難しいです。
ちなみに最初の動画はリスニングだけでは内容に自信がありませんでしたので(こんなに聴きとりやすいのに、聴きとりやすいのですが意外と早いです。)英語字幕で確認しました。