一年に一度の健康診断を妻がうけました。
令和3年11月9日 近くの病院に行って、市が行っている健康診断を受けてきました。
11月16日に結果を聞きに行ったのですが時間を間違えて先生が食事に入ってしまったのであきらめて別の日にすることにしました。
11月23日は祭日のためその翌週の11月30日にしました。
11月30日 妻が結果を聞くので外で待っていました。すると突然妻が診察室から顔をだし、ちょっとこっちに来てといわれ中に入りました。
先生がすぐ赤十字病院に行って精密検査をしてください。予約もしておきますからと多分そんなことを言ったと思います。
健康診査の記録表を見せてクレアチニンの数字が0.99ですのですぐ病院に行ってください。
あたかも重大な状況であるような話でした。
それでとりあえず赤十字病院に向かいました。ほんとうになんだろなという感じでした。
病院にいくとすでに予定に入っていたようで血液検査と尿の検査をしました。
内科の前でどれくらい待っていたのでしょうか、先生に呼ばれて中に入りました。
普通は今受けた検査の結果の話をするところですが、そのことには触れずに、足のむくみとかそういうチェックをしました。
妻は大動脈炎症候群という診断をされていて、これは妻が長男を生んだ時に具合が悪かったので検査をしてわかりました。
これはいまから40年も前の話なので今まで妻がいろいろな受診をしても先生方が持ち出すことはありませんでした。
ところがこの先生は妻をほめ始めました。いままで頑張ってきたのですね、と妻の気分がよくなる話をし始めました。
どうしたんだろうと不思議に思いました。なぜならば妻は全然頑張っていないからです。
最初の頃は少なくても病院には行っていましたが途中から全然行かなくなって私がそのことを知ったのは20年もたっていました。
ほめて妻の気分を良くした後、すぐ検査入院をしたほうがいいですねと言い始めました。
わたくしたちはそれなら1月か2月と話しましたらいや、今すぐがいい、なんなら明日からでもいいからと強めに言ってきました。
わたくしたちは驚きましたがとりあえず12月の二週目ならと妥協したらすぐ検査とかの予定を決めていきました。
それで検査入院のための検査をするからとさらに、検査のスケジュールを渡されました。
もう二人とも腹がすいて気持ちが悪くなるほどでしたが妻の体のほうが大事なので従いました。
そのとき先生にクロアチニンの数字はどうですかと尋ねたら0.8と言ってきました。
私はその時その意味をあまり考えていなかったのでそのまま言われるまま、妻は尿の検査、MRI、心電図、レントゲンと次々とこなしていきました。
MRIはCTスキャンかもしれませんが細かいことは忘れました。
そしてまた先生に呼ばれました。今考えると今回も結果についてはなにも話さずに検査入院の時は、腎臓の細胞をとってとか、腎盂炎とかなんとかの病気をあげていました。
家に帰ってゆっくり考えてみたら、今回最初の病院から赤十字病院に紹介してもらうきっかけになった数字は0.99です。
でも赤十字病院で先生から聞いた言葉は0.8です。
しかも実際の検査結果は0.77です。 あれおかしいな
この0.8と0.77というのは非常に大事な数字です。
なぜなら赤十字病院では
0.79-0.46が基準範囲です。0.8ではわずかに超えています。0.77では基準範囲以内になります。
すくなくてもクロアチニンだけで腎臓の調子をみるということはありません。
でも最初のとっかかりがこの数字なので最初の検査の時、これを聞かれるまで話さないと判断をした先生を疑い始めました。
それから家に帰って調べました。私は妻の検査結果を残していました。
妻が胆石で具合が悪くなったとき赤十字病院で検査をした結果が下の通りです。
2019年12月10日 異常を認めずとする値
クレチアニン 3.7 0.79ー0.46
eGFR 10 90.00ー 49.9
この3.7という数字は透析をしなければいけないくらいの数字の様です。とりあえず腎臓の状態をよくしましょう。
わたくしたちは驚きました。赤十字病院に来てるという事は最初は別の病院にかかっています。そんなことは何も言われませんでした。ただこのはなしは別の機会にします。
はっきり言って透析となると人生が半分終わるような気がしました。勿論実際は透析をしながらも頑張っている方がいますのでそんなことはないのですが急に透析の話が出てきたので困惑しました。最初の病院はただ胆石だからとしか言ってなかったので。
そこから入院です、点滴、食事療法、です。
12月18日になってもう病院としてはすることがないので退院してくださいと言われました。
その時の数字は
クレアチニン 1.17
eGFR 36
これも決していい数字ではないのですが退院させられました。これは正月休みが先生方も近いので退院させたのか、本当になにもできないので退院させたかそれは不明です。私たちにはわかりません。
ただクレアチニンが1.17でも許容範囲なんでしょう。勿論この先生は外科の先生なので今回の内科の先生ではありません。
外科だからルールが違うという事はないでしょう。 なんでも許容範囲というのがあるはずです
そのあと胆石を取ることになって血液検査をしました。
2020年 3月23日です。
クレアチニン 0.91
eGFR 47
だいぶ良くなっていますね。
それから今回の赤十字病院の最初の数字です。
2021年 11月30日
クレアチニン 0.77 0.79-0.46
eGFR 56 90.00-39.90
はっきりいってなんの問題もありません。勿論腎臓の具合の判断はこれだけではないと思います。
でも妻がなんにも症状を訴えていないのに検査入院をするということは必要ないでしょう。
しかも検査結果についてなにも話をしていないのです。この数字がこうだからしたほうがいいという事ではないのです。
最初からそんなこととは関係なく三泊四日の検査入院です。
私はこの赤十字病院をかなり信頼していました。50肩のときでも風呂に入ってこうすれば治るからという体操をならっただけで気休めの湿布薬の一枚もくれませんでした。それで治りました。
夜中の11時に腹痛で苦しんでいた時、救急車で運ばれて治療してくれたのもこの病院です。
妻の胆石は無事に除去できて、なんの問題も出てきてません。
こういう話をあるときエンジンオイルの取替の時そこの従業員のひとに話したら「私はここの赤十字病院は信頼できない」と
いわれました。その理由はかなりしつこく手術を勧められたそうです。
私はこの話の細かいことは知りません。そうなんだと思いましたが今回この経験をして本当に先生次第だなと痛感しました。
無料の健康診断が3泊4日の約10万円になるわけです。多分食事代を含めると。とりあえず無料が1万1千円になりました。
赤十字病院に行ったためです。
本当はこの日は今の車で妻と、はま寿司で最後のドライブ兼食事をする日でした。1万1千円もあれば回転ずしではなくかなり本格的な寿司が食べられたでしょう。
これは断ろうと妻に話したら当然気分を害しました。妻は大動脈炎症候群で褒められているし、入院には抵抗がありません。
私はこの先生がやっと妻の体重のことに触れたので入院でもいいかなと気持ちが傾きました。
入院するとやせて帰ってくるので健康にはいいからです。
でも今回の様になんにもないのに無理に検査入院は必要ありません。
そこでわたくしが妻の検査結果を見せて、する必要がないという事をはっきりさせました。
それからキャンセルです。当然ですが簡単にはいきません。今月が駄目なら1月でもというようなことを受付を通して言ってきたのではっきりと今のところ大丈夫ですと断りました。
それでも次は紹介状がないので5000円かかるからといろいろ言ってきたそうです。勿論受付の方は言われるままに話をしているのでしょう。この時も検査結果の話はありません。なんでもないからです。無理に病気を探す必要などありません。
私は医者ではありません。腎臓を見る物差しはほかにもあるでしょう。でもそれならそれで説明が必要です。
紹介状を持ってきた患者はただただ検査入院させる
というのは強引だと思います。
すくなくてもこの数字がこうだから検査した方がいいというのならわからないでもないのですが検査結果については一言もありませんでした。
検査入院して、大事な病気を発見して対処することによって大きな病気を防げたという事は無きにしも非ずです。
でもすくなくともこの先生にはかかるつもりはありません。
本当にただより高いものはないという典型的な話です。
でも最初の先生はどうなのでしょう。実はこのクレアチニンの数字の上が0.79というのは医者が患者の治療をするための数字なのです。このことについてはまた別に書きます。
ウキペディアでは1.00になっていました。英語版でも同じです。ですから0.99だから大至急というのは大げさなわけです。勿論上の方だから気を付けたほうがいいというのはあると思いますが、そんなに即入院につながる話にはなるはずがないのです。
それではこの先生がグルになって赤十字病院に送ったかという事はもちろんわかりません。でもわたくしの様に妻の検査結果を残していなかったら検査入院でしょう。
これで来年の無料健康診断はどうしようという感じです。もう二人とも70になりますのでどこかが悪くても仕方がありません。余計な検診をしてもめるのも面倒なことです。
本当に赤十字病院だから安心だなんてことは絶対ないのです。
あくまで先生次第です。
1 検査の内容には触れていない。
2 わたくしとは目を合わせていない。
3 とにかく急がせる。考えさせない。
これがこの先生の特徴です。妻には大動脈炎症候群と、頚椎後縦靭帯骨化症(けいついこうじゅうじんたいこっかしょう)という診断があります。
だから最初の病院の対応に関してもしかしたらという事で判断をあやまりました。
はっきり言ってこちらの弱みに付け込まれた感じです。
ただ義理の弟になりますが血圧が120ー180という話をしていましたのでみんなで病院で治療した方がいいと勧めたのですがほったらかしにして、脳梗塞になり一命はとりとめたのですが左手に力が入らないそうです。
確かに早期の治療をしたほうがいいということはあります。それは認めます。ですから検診はしたほうがいいとは言えますが。・・・